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50代主婦が独学でインドネシア語を勉強(キックジャパネシア編)

Very LiLy ☆LiLyを読んで…。

 

Very LiLy

Very LiLy

 

 

「大丈夫だよ。たとえひとりでも、どこにいても、気高く咲ける花であれ」-これが著者がタイトルに込めた想い

 

お気に入り度 ★★★

 

この本は著者が音楽雑誌や婦人雑誌に投稿した記事を集めたもので、その中にプチ小説が入っており読み進める時混乱してしまった。オムニバス形式に集めたものだと理解するのに時間がかかった。各ストーリーにつながりがないので個々の記事として読むのが分かりやすい。辛口な表現になりますが、正直、最初の数十ページを読んだところで私にとって、内容の薄い本だなと思ってしまった。10代や20代向けに書いた恋愛ストーリーが書いてあるからだ。ハードカバーで318頁となかなか太い本なので、視点を変えてこの本を読み進めることにした。

 

著者の書籍としては21冊目だというこの本の中に「プラスなヒント」があるだろうか?

一つ見つけたいい言葉。歌手アリシアを紹介したページにその言葉はあった。「解体は未来である」解体業者の社長さんが言っていた言葉で、まず壊さなければ、新しいものはなにも生まれない。この言葉は心に響いた。残念ながら著者の言葉ではなかったがこの本を読んでいなければ会えなかった言葉だった。

 

これ以外にプチ小説で気に入ったものがある。タイトルは「一点突破」バーに額から血を流した若い女性と出会うアラフォー女性のミク。鏡に映った自分の姿を見て高笑いするぶっとんだ女、ユリである。2人は出会った翌朝バリ島へと旅立つというパンチの効いた話でするすると読めてしまった。音読しながら読んだらとてもよかった。いつの間にか自分のストレスも飛んだようだ。

 

この本で紹介されたアーティストの中でレゲエシンガーのプシン、アメリカ人歌手のアリシアキーズの歌のコラムを書いているのだが、実際YouTubeで聴いてみたらパワフルな元気のでる曲だった。私一人では知りえなかった曲だったと思う。著者にありがとうって言わないと(笑)。

 

最初の数十ページを読んだところで私にとって、内容の薄い本だなと思ってしまったが、気に入った言葉とも出会えたし、面白いプチ小説も読めたので、自分の引き出しを増やすことができてよかったと思う。

 

ここだけの話ですが、献本応募したとき、著者を映画宣伝しているリリコさんと勘違いしていた。本を開けてみて違う人だと気づいた。インデックスを見て、(ごめんなさい)軽そうなタイトルに読む気を失いかけたが、あきらめずに読んでよかった。「一点突破」はドラマで見てみたいと思った。